給水管・排水管の寿命は、材質、施工状況、使用環境などで差が出るため築年数だけでは交換の要否を決められず、赤水・水圧低下・漏水・つまり・悪臭といったサインと配管の材質をあわせて判断するのが基本です。宅内配管の耐用年数を示す国の統一基準は確認できていないため、年数は目安として扱います。まず、全ての蛇口を閉めて水道メーターのパイロット(赤い針)が動くかを確認してください。動いていれば、どこかで水が漏れている可能性があります。
- 交換を考えるサインと、自分でできる確認の範囲
- 給水管・排水管の材質ごとの違いと、工事方法・費用が変わる要因
- 相談先の選び方と、見積もりで確認したいこと
配管の内部調査や交換は、ご自身で行う作業ではありません。赤水や漏水などの異常があるときは、水道事業者や市指定の工事店、集合住宅なら管理会社へ相談してください。漏水が広がるおそれがあるときは、元栓(止水栓)を閉めてから連絡します。
給水管・排水管の寿命が築年数だけで決まらない理由
寿命は、配管の材質、施工状況、使用環境、水質、メンテナンスなどで差が出るため、同じ築年数でも傷み方は同じではありません。
年数は判断材料の一つにとどめ、実際の状態とあわせて見ます。
宅内配管の年数に統一基準は確認できていません
敷地内の給水装置は、お客さまの責任で管理することになっており、水漏れがあった場合の修理費や漏れた水の料金もお客さまの負担になります(名古屋市上下水道局「水漏れした場合の上下水道料金」)。一方で、宅内の給水管・排水管の耐用年数を示す国の統一基準は確認できていません。
参考になる公的な数値として、国土交通省の長期修繕計画作成ガイドライン(令和6年6月改定)に、分譲マンションの共用部分を対象にした修繕周期の例があります。給水管・排水管ともに、更生が19~23年、取替が30~40年目頃という例です。
ただし同ガイドラインは、周期はおおよその目安で立地条件などにより異なること、既存のマンションでは劣化状況の調査・診断の結果に基づいて設定することを示しています。戸建てや店舗の宅内配管にそのまま当てはまる年数ではなく、年数が来たら必ず交換と判断するための資料でもありません。
築年数は材質を推測する手がかりになります
築年数は寿命そのものを示しませんが、どの時期にどの材質が使われていたかを推測する手がかりになります。公的資料に出てくる傾向は次のとおりです。
| 時期や建物 | 使われていた可能性がある給水管 | 出典 |
|---|---|---|
| 近代水道の創設期から1980年代後半 | 鉛製給水管が全国的に使われた | 国土交通省 |
| 昭和30年以前の建物 | 宅地内に鉛製給水管が使われている場合がある | 名古屋市上下水道局 |
| 昭和40年代 | 給水管として主に亜鉛メッキ鋼管が使われた | 東京都福祉保健局 |
| 近年 | 鋼管の内面に塩化ビニルやポリエチレンをライニングしたライニング鋼管が主流 | 東京都福祉保健局 |
この表は全国や東京都の傾向を示すもので、個々の建物の配管がどの材質かを示すものではありません。増改築などで一部だけ配管が替わっている場合もあります。
鉛製給水管が1980年代後半まで使われたことは国土交通省の資料「鉛製給水管の解消について」に、亜鉛メッキ鋼管とライニング鋼管の傾向は東京都福祉保健局の資料「給水の管理」に記載があります。実際の材質は、施工した事業者の記録や現地での調査で確認してください。
市の水道管更新計画と宅内配管は別のものです
水道事業者が管理する管路を更新する計画と、敷地内の給水管・排水管を交換するかどうかは、別の話です。名古屋市上下水道局は、道路部分の鉛製給水管は平成14年度までにおおむね解消したと案内していますが、宅地内には残っている場合があります。
市の更新計画の調べ方や問い合わせ先は、名古屋市の水道管更新計画とは?自宅周辺の調べ方と問い合わせ先で整理しています。敷地内の配管は所有者側で状態を確認して判断することになるため、本記事では宅内の配管に絞って説明します。
交換を考えるサインと、自分でできる確認の範囲
赤水、水圧の低下、漏水の疑い、つまりや臭いが続くときは、配管の劣化を疑って調べる段階です。ただし、サインがあっても原因が配管の劣化とは限らないため、ご自身での確認は外から見える範囲にとどめ、原因の特定は事業者に任せます。
給水管のサイン:赤水・水圧低下・漏水
赤水の原因は、水道工事や受水槽の清掃による一時的なものもありますが、主として古い給水管に発生した鉄サビだとされています。東京都水道局は、赤水が自宅だけで見られ、水を流していると数分間で澄んでくる場合は宅内の給水管が原因と考えられるとして、給水管の交換を勧めています(東京都水道局「水質<水道水がいつもと違う>」)。
赤水の原因別の対処は蛇口から赤い水が出たときの原因と対処法|水道工事が必要なケースも解説で詳しく扱っているため、ここでは配管の劣化を疑う手がかりの一つとして押さえてください。
水圧の低下も、配管内に発生したサビで水の出が悪くなることがあります。ただし、断水や工事の影響、器具側の詰まりなど別の原因もあるため、一部の蛇口だけなのか家全体なのかを、相談時に伝えると原因を絞りやすくなります。
漏水の疑いは、名古屋市上下水道局が案内する簡単な方法で確認できます。全ての蛇口を閉めて、しばらく水道メーターを見て、赤い針またはパイロットが動いていれば水漏れの可能性があります。トイレで水がチョロチョロ流れている、蛇口から水がポタポタ落ちている、水まわりの壁や床が濡れている、地面の同じ所がいつも濡れている、といった様子もサインとして挙げられています(名古屋市上下水道局「水漏れの調べ方」)。
排水管のサイン:つまり・流れの悪さ・臭い
排水設備は、設置後に長期間、点検や維持管理を行わないと、排水管の閉塞などで生活に支障が出たり、悪臭が発生したりします。名古屋市上下水道局の排水設備技術指針は、屋外の排水管やますでは、破損、目地からの漏水、木の根の侵入、土砂の流入がないかを確認するよう示しています。
つまりや臭いは、配管の劣化だけでなく、使い方や汚れの蓄積でも起こります。一度の詰まりだけで劣化と決めつけず、同じ症状が繰り返される、複数の場所で起きる、屋外のますや地面に異常があるといった場合に、配管そのものの状態を調べてもらう価値があります。
自分でできる確認と、触らない範囲
自分でできる確認(外から見える範囲)
- 全ての蛇口を閉めて、水道メーターのパイロット(赤い針)が動くかを見る
- 赤水などの症状が、いつ、どの蛇口で出るかを記録する
- 壁、床、天井、水まわりにシミや湿りがないかを見る
- 地面の同じ場所がいつも濡れていないかを見る
- 症状が出た日時や場所を、写真やメモに残す
⚠️ 配管の内部調査や交換は、ご自身で行わないでください
壁や床を開ける、配管を切る、外すといった作業は、漏水の拡大や階下への漏水、衛生面の問題につながるおそれがあります。給水装置の工事は市指定給水装置工事事業者に依頼するもので、それ以外の事業者が行うと違反工事になると名古屋市上下水道局は案内しています。漏水が広がるときは元栓(止水栓)を閉めたうえで、事業者、水道事業者、集合住宅なら管理会社へ連絡してください。
材質ごとの違い:鉛管・亜鉛メッキ鋼管・塩ビ管・ステンレス管など
材質によって弱点が異なります。とくに鉛製給水管と亜鉛メッキ鋼管は、赤水や水質の面で確認の優先度が高く、ほかの材質は状態を見て判断します。
給水管の材質ごとの特徴
公的資料にある特徴と、気をつけたい点を材質別に整理します。年数は材質名だけでは決まらないため、年数は載せていません。
| 材質 | 公的資料にある特徴 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 鉛製給水管 | 管内にサビが発生せず、柔軟で加工しやすい。創設期から1980年代後半まで全国で使われた | 鉛の溶出が懸念され、国は解消を進めている |
| 亜鉛メッキ鋼管 | 昭和40年代に給水管として主に使われた | 亜鉛が溶けて鉄面が露出すると鉄がさびて、赤水が出ることがある |
| ライニング鋼管(硬質塩化ビニル、ポリエチレン粉体) | 鋼管の内面に樹脂をライニングして、鋼の部分を水に触れさせない。強度が大きく、耐久性がある | 継手の鉄が露出した部分が腐食して赤水が出ることがある。内外の防食面が傷つくと腐食しやすく、塩化ビニルのライニングは剥離しやすい |
| ステンレス鋼管 | 強度が大きく、耐食性に優れる | 異種金属との絶縁処理が必要で、薄肉のため管端が変形しやすい |
| ポリエチレン管・架橋ポリエチレン管 | 耐食性に優れ、軽くて施工しやすい。ポリエチレン管は耐寒性、架橋ポリエチレン管は耐熱性にも優れる | 耐候性に注意が必要。表面に傷がつくと強度が低下し、有機溶剤の浸透にも注意が必要 |
| 耐衝撃性硬質塩化ビニル管 | 耐食性に優れ、軽くて加工しやすい | 低温時に耐衝撃性が低下する。特定の有機溶剤、熱、紫外線に弱く、表面の傷で強度が低下する |
表のうち、ライニング鋼管、ステンレス鋼管、樹脂管の長所と短所の多くは、米子市の給水装置工事の資料「給水装置の使用材料」にある一般的な長所と短所です。名古屋市の基準そのものではなく、実際にどの管をどの場所に使えるかは、水道事業者の基準や施工場所で決まります。材質が分からないときは、工事を行った事業者や水道事業者に確認してください。
排水管の材質ごとの特徴
排水管は、配管場所や排水の水質に応じて材質が選ばれます。名古屋市上下水道局の排水設備技術指針は、屋内配管に使う主な管材の特徴を次のように整理しています。
- 硬質塩化ビニル管:耐久性に優れ、軽くて扱いやすい一方、比較的衝撃に弱くたわみ性があり、耐熱性にやや難があります。
- 鋳鉄管:耐久性、耐食性に優れ、屋内配管の地上部から地下部まで一貫して配管できます。
- 鋼管:じん性に優れますが、鋳鉄管より腐食しやすく、塗装されているものが一般的です。
- 鉛管:柔らかく加工しやすい一方、凍結や外傷に弱く、衛生器具との接続部など局部的に使われます。
同じ指針では、地中に埋設する管は建物や地盤の不同沈下による応力や土壌による腐食を受けやすいとされています。排水管は、材質だけでなく、屋内か屋外か、埋設か露出かによっても傷み方が変わります。
鉛製給水管が疑われるときの確認
国土交通省の資料では、令和4年度末時点で、全国の水道事業者の36%に鉛製給水管が残っています。国は令和8年1月30日にまとめた鉛製給水管の解消に向けた対応方針で、家屋の建替え時などに鉛製給水管を別の配管へ更新するよう、水道事業者や関係団体に依頼しています。
名古屋市上下水道局の「鉛製給水管について」では、鉛管内で水が長く滞留すると鉛の濃度が高くなる傾向があるため、朝一番など使い始めの水は、約10リットル(バケツ一杯程度)を飲用や調理以外に使うよう案内しています。また、改築などの機会に他の材質の管へ取り替えることを勧めています。
宅地内の鉛製給水管の取替には、助成制度もあります。名古屋市上下水道局の助成制度では、令和8年度は、同局の基準で算出した工事費用の2分の1(上限20万円)が助成され、市指定給水装置工事事業者が施工する工事が対象です。建替えに伴う全面改造は対象外とされています。受付期間や対象は年度で変わる可能性があるため、申請前に公式ページで確認してください。
工事方法と費用が変わる要因:部分補修・更生・全面交換
工事は大きく、部分補修、更生、全面交換の3つに分けて考えると整理しやすくなります。費用は、金額そのものより、何が金額を動かすかを知っておくことが大切です。工事費の相場について公的な根拠を確認できていないため、本記事では金額を載せません。
主な工事方法の違い
部分補修
漏水箇所やつなぎ目など、傷んだ部分だけを直す方法です。範囲が限られる分、工事の規模は小さくなりやすい一方、ほかの部分の劣化は残るため、配管全体の状態を調べたうえで選ぶ必要があります。
更生
管の内側のサビを落とし、樹脂などで内面を被覆する方法です。東京都福祉保健局の資料では、給水管の更生工事は配管の取替えなどが行われるまでの応急対策とされ、配管や継手に十分な強度がないと施工できないこと、施工が適切でないと樹脂中の成分が溶出するおそれがあることが示されています。
全面交換
配管を新しいものに取り替える方法です。同資料は、赤水が生じている給水管の対策として、配管替えを衛生的にも耐久的にも最も確実としつつ、コストがかかり、壁内を通る配管では工事が大規模になる欠点も挙げています。壁や床を開けて新しい配管を通す方法のほか、露出配管で引き直す方法もあります。
給水装置の更生工事は、水道法に適合した方法で行う必要があるため、事前に水道事業者へ相談して手続を確認するよう、前記の資料は示しています。排水管の更生工事や露出配管の公的な基準は確認できていないため、工法の名称、施工実績、保証の内容を見積もりの段階で事業者に確認してください。露出配管は壁や床の復旧が少なくて済む場合がある反面、配管が見える状態になるため、見た目や保護の方法も事前に確認します。
費用が変わる要因
費用は、配管の長さ、材質、露出か隠ぺいか、床や壁の復旧範囲、階数、集合住宅かどうかなどで変わります。見積もりでは、次の点がどう反映されているかを確認します。
| 費用が変わる要因 | 費用への影響の考え方 | 見積もりで確認すること |
|---|---|---|
| 配管の長さ・範囲 | 長いほど、材料と作業量が増えます | どの配管を、どこまで替えるのか |
| 材質・工法 | 部分補修、更生、全面交換で作業内容が異なり、使う管の材質でも材料が変わります | その工法を選んだ理由と、使う管の材質 |
| 露出か隠ぺいか | 壁や床を開ける範囲が変わります | 配管が壁内に入るのか、見える状態になるのか |
| 床・壁の復旧範囲 | 開口や解体が大きいほど、復旧の作業も増えます | どこまで元に戻し、どの仕上げにするのか |
| 階数・作業のしやすさ | 階数や作業スペースによって手間が変わります | 作業条件が見積もりに含まれているか |
| 集合住宅の区分 | 共用部分と専有部分で、工事の主体や費用負担の考え方が変わります | 管理規約での区分と、管理組合の工事予定 |
集合住宅では、共用部分の給排水管の取替えと専有部分の取替えを同時に行うことで、専有部分だけを単独で行うより費用が軽減される場合がある、と国土交通省の前記ガイドラインは示しています。ガイドラインは、先行して工事を行った区分所有者への補償の扱いなどにも留意が必要としているため、管理会社や管理組合の予定を先に確認してください。
また、給水装置の新設・改造・撤去の工事は、市指定水道工事業者を通じて名古屋市上下水道局へ申請し、設計審査手数料が必要になります(名古屋市上下水道局「給水装置工事のお申し込み」)。給水管の取替が申請や手数料の対象になるかは工事の内容で変わるため、依頼先の工事店に確認してください。
新設・改造・撤去・修理それぞれの費用の考え方は、水道工事の費用相場はいくら?新設・改造・撤去・修理の目安と見積もりの注意点も参考になります。
相談先と見積もりで確認すること:名古屋市で動くときの手順
最初にすることは、症状を記録して、原因を調べてもらう相談先に連絡することです。そのうえで、調査結果をもとに複数の見積もりを比べ、納得してから契約します。
動く順番と相談先
- 症状が出た日時、場所、頻度を記録します。
- 水道メーターで、漏水の疑いがないかを確認します。
- 相談先に、原因の調査を依頼します。給水管は市指定給水装置工事事業者、排水管は市指定排水設備工事店、集合住宅は管理会社や管理組合、賃貸は貸主や管理会社が窓口です。
- 調査の結果をもとに、部分補修、更生、全面交換のどれが必要かを整理します。
- 複数の事業者から見積もりを取り、内容を比べて、納得してから契約します。
名古屋市では、宅地内の給水装置の工事は市指定給水装置工事事業者に、排水設備の工事は市指定排水設備工事店に依頼するよう案内されており、市指定工事店の検索ページで業務内容と所在地から探せます。
水漏れや故障の修理は、修繕センター(フリーダイヤル0120-227285)やお客さま受付センター(052-884-5959)でも受け付けています。連絡先は変更される可能性があるため、最新の情報は公式ページで確認してください。
見積もりで確認する点
同じページでは、工事や修繕の代金が工事店によって異なるため、複数の工事店から見積もりを取り、納得してから契約するよう勧めています。見積もり自体が有料の工事店もあるため、事前に確認します。
見積もりで確認したいこと
- 現地調査の有無と、調査で分かった配管の状態の説明
- 給水管か排水管か、どの範囲を、どの工法で行うのか
- 使う管の材質と、その工法を選んだ理由
- 壁や床の復旧範囲と、仕上げの内容
- 追加費用が発生する条件、出張費、夜間や休日の料金
- 見積もりの有料・無料、キャンセル料の有無
- 工事後の保証の内容と期間
- 市指定の工事店かどうか、水道事業者への申請が必要かどうか
無料点検をうたう訪問への備え
名古屋市上下水道局は、依頼なく訪問して有料で宅地内の給水管・排水管の点検や修理を行うことはなく、浄水器の販売もしていないと案内しています。局職員を装う訪問が不安なときは、職員証の提示を求め、お客さま受付センターや担当営業センター、名古屋市消費生活センターに連絡するよう示しています(名古屋市上下水道局「上下水道局職員や委託業者を装った訪問などにご注意を!」)。
国民生活センターも、排水管の無料点検をきっかけに高圧洗浄を勧められる相談が増えているとして、注意を呼びかけています。その場で慌てて同意せず、チラシに書かれた低価格の条件や詳細を確認し、不要な契約ははっきり断ることが大切です。迷ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。
なお、店舗では、工事中の営業への影響や、保健所、消防などの関係機関への確認が必要になる場合があります。該当するかどうかは用途や設備で変わるため、工事の前に関係機関と事業者の双方へ確認してください。
よくある質問(FAQ)
給水管の寿命は何年ですか?
一律の年数は示せません。宅内の給水管について、耐用年数を示す国の統一基準は確認できていません。参考として、国土交通省のガイドラインはマンション共用部分の例で、給水管の取替を30~40年目頃としていますが、戸建てや店舗の宅内配管に当てはまるとは限りません。材質、施工状況、使用環境、水質、メンテナンスで差が出るため、サインと材質をあわせて判断します。
築年数が古いと、必ず交換が必要ですか?
必ず必要とは言えません。築年数は、どの時期にどの材質が使われていたかを推測する手がかりにはなりますが、傷み具合までは分かりません。赤水、水圧低下、漏水、つまり、悪臭といったサインがあるか、鉛製給水管や亜鉛メッキ鋼管のように確認の優先度が高い材質かどうかを調べ、事業者による調査の結果で判断します。
排水管の交換時期は、どう判断しますか?
つまりや臭いが一度出ただけでは判断できず、同じ症状が繰り返されるかどうかを見ます。屋外の排水管やますでは、破損、目地からの漏水、木の根の侵入、土砂の流入がないかも確認項目です。掃除や洗浄で改善しない場合は、市指定排水設備工事店などに配管の状態を調べてもらい、部分補修、更生、全面交換のどれが必要かを整理します。
給水管・排水管の交換費用はいくらかかりますか?
金額は、公的な根拠を確認できていないためお示しできません。費用は、配管の長さ、材質、露出か隠ぺいか、床や壁の復旧範囲、階数、集合住宅かどうかで変わります。複数の事業者から、工事の範囲と工法をそろえた見積もりを取り、追加費用の条件も含めて比べてください。
集合住宅や賃貸でも、自分で交換を決められますか?
まず管理会社、管理組合、貸主へ相談してください。分譲マンションでは、共用部分と専有部分の範囲が管理規約で決まっており、標準管理規約では共用部分の管理を管理組合が行うとされています。賃貸では、配管の工事を入居者が決められない場合があるため、症状を記録して管理会社や貸主へ連絡するのが先です。
まとめ:給水管・排水管の交換は、サインと材質を見て複数の見積もりで決める
給水管・排水管の寿命は、材質、施工状況、使用環境などで差が出るため、築年数だけでは決められません。宅内配管の統一基準は確認できていないため、年数は目安として扱い、サインと材質をあわせて判断します。
- サイン:赤水、水圧低下、漏水、つまり、悪臭が続くときは、配管の劣化を疑って調べます。まずは水道メーターで漏水の疑いを確認します。
- 材質:鉛製給水管と亜鉛メッキ鋼管は確認の優先度が高い材質です。材質が分からないときは、事業者や水道事業者に確認します。
- 工事方法と費用:部分補修、更生、全面交換のどれが必要かは調査の結果で決まります。費用は配管の長さ、材質、露出か隠ぺいか、復旧範囲、階数などで変わります。
- 相談と見積もり:市指定の工事店や管理会社に原因の調査を依頼し、複数の見積もりを比べて、納得してから契約します。
配管の内部調査や交換はご自身で行わず、異常があるときは事業者や管理会社へ相談することから始めてください。

店舗・自宅の水道工事は愛知県名古屋市の水道工事ドットコムにお任せください。地域最安値で満足できる水道工事を行います。

