【名古屋】水道引き込み工事の日数は?申請から使用開始までの流れと期間を解説
新築で家を建てた際、まず必要となるのがライフラインの整備です。特に、生活に欠かせない「水」を確保するためには、水道の引き込み工事が必須となります。しかし、実際に水道引き込み工事を依頼するとなると、「どのくらいの期間がかかるの?」「どんな手続きが必要なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、水道引き込み工事の手順や、申請から使用開始までにかかる日数について、詳しく解説します。また、工事期間に影響を与える要因や、スムーズに工事を進めるためのポイントについても紹介します。この記事を読めば、水道引き込み工事に関する疑問が解消され、安心して新生活の準備を進められるでしょう。
水道引き込み工事の流れ:申請から使用開始までの7ステップ
水道を引き込むためには、自治体への申請や、指定業者による工事など、いくつかのステップを踏む必要があります。ここでは、一般的な水道引き込み工事の流れを7つのステップに分けて解説します。
- 指定給水装置工事事業者の選定と依頼: まずは、工事を依頼する業者を選びます。水道引き込み工事は、各自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」でなければ施工できません。指定業者は、各自治体の水道局のホームページなどで確認できます。
- 水道局へ事前相談(必要に応じて): 道路に埋設されている水道管(配水管)の有無や、口径、水圧などを水道局に確認します。場合によっては、現地調査が必要になることもあります。
- 給水装置工事の申し込み: 依頼した指定業者が、給水装置工事申込書や設計図、関係書類等を作成し、水道局へ提出します。
- 水道局による審査・承認: 提出された書類を水道局が審査します。設計内容や使用する材料などが、水道法令や各自治体の条例などに適合しているかを確認します。
- 工事費用の支払い、水道加入負担金などの支払い: 工事費用の他に、新規に水道を利用する場合などは、「水道加入負担金(自治体によって名称や金額が異なります)」などの費用がかかります。
- 道路使用許可・道路占用許可などの申請・取得: 工事に伴い、道路を掘削する場合は、事前に道路管理者から「道路占用許可」を、警察署から「道路使用許可」を取得する必要があります。通常は、指定工事業者が代理で申請してくれます。
- 工事の実施: 道路の掘削、給水管の布設、水道メーターの設置などを行います。
- 水道局による工事検査: 工事完了後、水道局の職員が、図面通りに工事が行われているか、水圧は適切かなどを検査します。検査で問題がなければ、水道メーターの蓋を閉め、シール(封印)を貼り付けます。
- 水道の使用開始: 水道局に「水道使用開始届」を提出することで、水道が使用できるようになります。
※上記は一般的な流れです。自治体や工事内容によって異なる場合がありますので、詳細は依頼する指定業者や、各自治体の水道局にご確認ください。
水道引き込み工事にかかる日数は?状況によって大きく異なる!
水道引き込み工事にかかる日数は、最短でも1ヶ月以上、長い場合は3~4ヶ月以上かかることもあります。これは、工事そのものの日数だけでなく、申請書類の審査や、各種許認可の取得にかかる日数も含まれるためです。特に、以下のような要因によって、工事期間が大きく変わる可能性があります。
工事期間に影響を与える要因
- 申請書類の審査期間: 提出された書類に不備があると、再提出や修正が必要となり、その分審査に時間がかかります。また、自治体の繁忙期などには、審査に通常より時間がかかる場合があります。
- 配水管の状況: 新たに水道を引き込む場所に、配水管(道路に埋設されている水道管)が布設されていない場合は、配水管の新設工事が必要になります。この場合、工事期間が大幅に長引く可能性があります。また、引き込みに十分な口径の配水管が布設されていない場合は、水道加入負担金とは別に、配水管の増径工事費用や日数がかかることがあります。
- 道路の状況: 工事を行う場所が、国道や都道府県道などの主要な道路である場合、道路管理者との協議や、警察署への道路使用許可申請などに時間がかかり、工事期間が長引く可能性があります。
- 河川区域内での工事: 河川区域内で工事を行う場合は、河川管理者への申請や許可が必要になり、通常よりも多くの日数を要します。
- 工事の規模: 水道を引き込む距離が長い場合や、大規模な工事が必要な場合は、その分工事期間も長くなります。
前面道路に、水道を引き込むために十分な口径の水道本管(配水管)があるかどうかの確認が重要です。また、道路や河川の管理者への申請が必要な場合には、承認まで時間がかかることがあります。
一般的な工事期間の目安
- 申請書類の作成・提出: 1週間~2週間
- 申請書類の審査・承認: 2週間~1ヶ月以上(状況により3~4ヶ月以上かかる場合も)
- 道路使用許可等の申請・取得: 1週間~2週間
- 工事期間: 1日~数日間(道路の舗装復旧まで含める)
※上記はあくまでも目安です。個々の状況によって異なりますので、正確な期間については、依頼する指定業者や、各自治体の水道局にご確認ください。
スムーズに工事を進めるためのポイント
水道引き込み工事をスムーズに進めるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
1. 早めに計画を立て、時間に余裕を持って依頼する
水道引き込み工事には、申請から工事完了まで、一定の期間が必要です。特に、新築住宅の場合は、入居時期に合わせて工事を完了させる必要があるため、早めに計画を立て、時間に余裕を持って依頼することが重要です。
2. 信頼できる指定給水装置工事事業者を選ぶ
工事を依頼する業者は、必ず各自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」から選びましょう。指定業者であれば、技術や知識が一定水準以上であることを認められているため、安心して工事を任せることができます。複数の業者から見積もりを取り、費用や工事内容、対応などを比較検討して、信頼できる業者を選びましょう。
3. 工事内容や費用について、事前にしっかりと確認する
工事を依頼する前に、工事内容や費用について、しっかりと確認しておきましょう。不明な点があれば、遠慮なく業者に質問し、納得した上で契約することが大切です。また、追加費用が発生する可能性があるかどうかも確認しておくと安心です。
まとめ:水道引き込み工事は、早めの計画と信頼できる業者選びが重要!
水道引き込み工事は、申請から工事完了まで、最短でも1ヶ月以上、状況によっては3~4ヶ月以上かかることもあります。特に、新築住宅の場合は、入居時期に合わせて工事を完了させる必要があるため、早めに計画を立て、時間に余裕を持って依頼することが重要です。また、信頼できる指定給水装置工事事業者を選び、工事内容や費用について事前にしっかりと確認しておくことも大切です。この記事を参考に、水道引き込み工事の流れや期間を理解し、スムーズに工事を進めましょう。
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