【令和8年度】名古屋市の水道工事助成金|鉛製給水管の取替・雨水タンク助成を解説

【令和8年度】名古屋市の水道工事助成金|鉛製給水管の取替・雨水タンク助成を解説
📢 この記事は令和8年度(2026年4月〜2027年3月)の情報に更新しています。
最終更新日:2026年5月30日
制度の受付状況や様式は変更される場合があるため、申請前に名古屋市上下水道局の公式情報も確認してください。

名古屋市で鉛製給水管が残っている可能性がある場合は、まず指定給水装置工事事業者に相談し、工事前に助成金の対象になるか確認するのが現実的です。

令和8年度の鉛製給水管取替工事助成金は、名古屋市上下水道局の基準で算出される工事費用の2分の1、上限20万円まで助成されます。申請期間は令和8年4月1日から令和9年3月10日までで、事前申請、工事、工事完了届の提出までを期間内に行う必要があります。

また、雨水タンクや浸透雨水ますの設置にも助成制度があります。どちらの制度も、工事や購入を進める前の手続きが重要です。先に工事・購入をしてしまうと助成を受けられない場合があるため、この記事では対象工事、助成額、申請の流れを順番に整理します。

✅ まず確認したいこと

  • 自宅の給水管に鉛製給水管が残っている可能性があるか
  • 工事を依頼する業者が名古屋市指定給水装置工事事業者か
  • 工事前に助成金の申請手続きを進められるか
  • 雨水タンクや浸透雨水ますは、交付決定後に購入・設置できるか

名古屋市の鉛製給水管取替工事助成金は上限20万円

名古屋市では、宅地内に残っている鉛製給水管を取り替える工事に対して、工事費用の一部を助成しています。令和8年度も、対象工事であれば工事費用の2分の1、上限20万円まで助成を受けられます。

鉛製給水管は、古い住宅などで使われていることがあります。鉛管の中に水が長時間とどまると、水道水に鉛が溶け出すおそれがあるため、名古屋市上下水道局では鉛管の解消を進めています。

自宅に鉛製給水管が使われているか分からない場合

自宅の給水管が鉛製かどうか分からない場合は、まず名古屋市上下水道局の担当営業センター、または名古屋市指定給水装置工事事業者に相談しましょう。

古い建物でも、道路側や宅地内の一部だけ鉛管が残っているケースがあります。外から見ただけでは判断しにくいこともあるため、工事を前提にする前に確認することが大切です。

助成対象となる工事

助成対象になるのは、名古屋市上下水道局の給水区域内で行われる、鉛製給水管を鉛以外の材質に取り替える工事です。

  • 公私境界から給水装置末端、つまり道路と宅地の境目から建物内の蛇口までの間に残っている鉛管の全部または一部を取り替える工事
  • 名古屋市指定給水装置工事事業者が施工する工事
  • 建築物の建替えに伴い、給水装置を全面的に改造する工事は対象外

指定給水装置工事事業者や申請書類の確認は、名古屋市上下水道局の鉛製給水管取替工事助成制度ページで確認できます。

助成額

項目内容
助成対象鉛製給水管を鉛以外の給水管に取り替える工事
助成額工事費用の2分の1
上限額20万円
工事費用の算定名古屋市上下水道局の基準により算出
端数処理1,000円未満は切り捨て

令和8年度の申請期間と手続きの流れ

令和8年度の申請期間は、令和8年4月1日から令和9年3月10日までです。事前申請、工事の施工、工事完了届の提出までをこの期間内に終える必要があります。

⚠️ 注意:助成金の申請は、必ず工事前に進めてください。交付決定前に工事を進めると、助成対象外になる可能性があります。予算に達した場合、年度途中で受付が終了することもあります。

申請手続きの流れ

  1. 相談・見積もり: 名古屋市指定給水装置工事事業者に相談し、鉛管の有無や工事内容、見積もりを確認します。
  2. 事前申請: 工事を依頼する指定工事店が、申請者の代理として担当営業センターへ申請します。
  3. 審査・交付決定: 名古屋市上下水道局が申請内容を確認し、助成金の交付を決定します。
  4. 工事の実施: 交付決定後に、指定工事店が鉛管取替工事を行います。
  5. 工事完了届の提出: 工事完了後、必要書類を提出します。
  6. 助成金の交付: 内容確認後、指定口座に助成金が振り込まれます。

申請書類の提出先・相談先

担当区域事務所名住所連絡先
千種・東・中・守山・名東区東部営業センター千種区振甫町3丁目34-2052-722-8750
北・西・中村区、北名古屋市久地野地区、清須市(春日地区を除く)、あま市甚目寺地区、大治町北部営業センター中村区城屋敷町2丁目6-1052-419-5666
熱田・中川・港・南区西部営業センター中川区富川町2丁目1052-352-2511
昭和・瑞穂・天白・緑区南部営業センター緑区鳴海町小森45番1052-899-5155

雨水タンク・浸透雨水ますの設置にも助成制度がある

名古屋市では、鉛製給水管の取替工事だけでなく、雨水タンクや浸透雨水ますなどの雨水流出抑制施設にも助成制度があります。

雨水流出抑制施設は、雨水を一時的に貯めたり地中に浸み込ませたりすることで、大雨のときに下水道や河川へ一気に流れ込む雨水を減らすための設備です。

助成対象者と対象施設

  • 名古屋市内に土地または建築物を所有している方、または所有予定の方
  • 設置する雨水流出抑制施設を維持管理する方
  • 雨水タンクは、販売目的の土地・建築物では対象外
  • 対象地域は名古屋市内。ただし一部除外区域があります

雨水流出抑制施設の助成額

施設対象助成額上限
雨水タンク建築物1棟につき1基まで。市販品で貯留容量80リットル以上のもの設置費の3分の2に相当する金額と上限額を比べて低い方1基あたり30,000円
浸透雨水ます土地1筆につき4基まで設置費の3分の2に相当する金額と上限額を比べて低い方1基あたり25,000円
⚠️ 重要:雨水タンクや浸透雨水ますは、必ず交付決定後に購入・設置してください。交付決定前に購入した場合、助成を受けられません。

送料は設置費に含まれません。また、ポイントやクーポン券などを使った場合は、割引後の金額が設置費として扱われます。

令和8年度の工事完了報告書の提出期限は、令和9年3月10日(水曜日)です。申請は原則として名古屋市電子申請サービスから行いますが、電子申請が難しい場合は郵送や窓口での申請も可能です。

詳しい申請方法や受付状況は、名古屋市上下水道局の雨水流出抑制施設設置助成制度ページで確認できます。

設置後の維持管理も忘れずに

雨水流出抑制施設は、設置して終わりではありません。雨水タンクは、大雨が予想される前に空にしておくことで、一時的に雨水を貯める効果を発揮しやすくなります。

浸透雨水ますは、ごみや土砂がたまると機能が落ちることがあります。定期的にますを確認し、必要に応じて清掃しましょう。

令和8年度の助成制度まとめ

名古屋市で水道や雨水に関する助成制度を使う場合は、対象工事や対象施設を確認したうえで、工事・購入の前に申請手続きを進めることが大切です。

制度名助成金額令和8年度の期限注意点
鉛製給水管取替工事助成金工事費用の2分の1(上限20万円)令和8年4月1日〜令和9年3月10日事前申請、工事、完了届の提出までを期間内に行う
雨水タンク設置助成設置費の3分の2相当(上限3万円)工事完了報告書の提出期限は令和9年3月10日交付決定後に購入する
浸透雨水ます設置助成設置費の3分の2相当(上限2.5万円)工事完了報告書の提出期限は令和9年3月10日土地1筆につき4基まで

申請前のチェックリスト

  • 自宅や建物が名古屋市の対象区域に含まれるか確認する
  • 鉛製給水管の有無が分からない場合は、担当営業センターまたは指定工事店に相談する
  • 鉛管取替工事は、名古屋市指定給水装置工事事業者に依頼する
  • 助成金の交付決定前に工事や購入を進めない
  • 予算に達すると年度途中で受付が終わる可能性があるため、早めに確認する

まとめ

名古屋市では、鉛製給水管の取替工事や、雨水タンク・浸透雨水ますの設置に対して助成制度を用意しています。

鉛製給水管取替工事は、令和8年度も工事費用の2分の1、上限20万円まで助成対象です。雨水タンクは上限3万円、浸透雨水ますは上限2万5,000円まで助成されます。

ただし、どの制度も「先に工事や購入を進めないこと」が重要です。まずは対象になるかを確認し、必要に応じて指定工事店や担当窓口に相談してから進めましょう。

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