水道工事の新設にかかる工事費用以外の費用とは?

水道工事には、様々な種類のものがありますが、新築を建てる際などに必要となるのが、新設工事です。
水道工事の新設工事で、工事費用以外にどのような費用がかかるのかについて解説しますので、ぜひ参考にしてみましょう。

水道加入金について

新築の家を建てた場合などは、敷地内に新しく水道をひく必要があります。
そのような場合に、行われるのが新設工事ですが、新設工事には工事費用の他に必要となる費用があります。
工事費用の他に必要となる費用の代表的なものは、「水道加入金」です。

加入金は、新しく水道をひく場合、改造でメーターの口径を上げる場合などに必要となります。
この加入金についてですが、すべて一律の費用が設定されているわけではありません。

メーターの口径、それから各自治体によって費用が異なります。
加入金については、各自治体のホームページなどに掲載されていることが多いので、加入金がいくらかかるのかが気になる方はチェックしておきましょう。

この加入金についてですが、新設の際には申請を行いますが、その申請を行い、工事前に支払わないと許可がでないので、支払わなければならないことになります。

この、加入金についてですが、簡単に言えば、水道施設の整備や拡張のための費用になります。

水道は人間のライフラインとして非常に重要なものですから、安定して供給するためには、設備の維持、整備、拡張などが必要となります。
そのために使われる費用が、この加入金です。
現在水道を使用している人、それから将来水道を使用する人のために使われる費用とも言えます。

手数料について

加入金だけではなく、様々な手数料も必要になります。
自治体によって呼び方や費用が異なりますので、注意が必要です。

まず、よく知られているのが、「設計審査手数料」と呼ばれるものになります。

施主から新設工事の依頼を受けた指定給水装置工事事業者は、各自治体で必要となる書類を作成し、各自治体の水道局に申請を行います。
この申請に対して、水道局はすぐに許可をするわけではありません。
申請に対して図面などと照らし合わせ、設計について審査を行います。
その設計に不備があれば、業者に対して修正を指示することになるのです。
この設計審査にかかる手数料のことを、設計審査手数料と呼びます。

手数料として知られているものが、もう1つあります。
それが、「工事検査手数料」というもの。
工事完了後は、申請時に提出された設計書に基づき、正しく工事が行われているのかをしっかりと検査します。
この工事が正しく行われているかどうかを検査するためにかかる手数料のことを工事検査手数料と呼んでいます。

水道工事の新設を依頼する際には、工事費用の負担はもちろんですが、このような加入金、手数料なども負担しなければならないということを知っておきましょう。
どのような費用が必要になるのか?どのくらいの費用が必要になるのか?などは、各自治体のホームページをチェックしてみるとよいでしょう。
各自治体のホームページでは、そのような費用を掲載しているケースが多いですよ。

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