【名古屋】水道の新設工事、工事費以外に何がかかる？加入金や手数料を徹底解説！

念願のマイホームを建てる際、忘れてはならないのが水道の新設工事です。しかし、水道工事には工事費以外にも様々な費用がかかることをご存知でしょうか？「工事費だけで予算を組んでいたら、予想外の出費が…」なんてことにならないように、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。この記事では、水道の新設工事で発生する工事費以外の費用、特に「水道加入金」と各種「手数料」について、初めての方にも分かりやすく解説します。これを読めば、水道の新設工事にかかる費用全体を把握し、安心して計画を進められるでしょう。

水道加入金とは？新設工事で必ずかかる費用

水道を新たに利用する際や、既存の水道メーターの口径を大きくする際には、「水道加入金」を支払う必要があります。これは、水道を新設する際にかかる費用の一部を、利用者に負担してもらうための制度です。自治体によっては、「給水負担金」「給水分担金」「開発分担金」などと呼ばれることもあります。

水道加入金は何のために使われるの？

水道加入金は、水道施設の整備や拡張など、安定した水の供給を維持するために使われます。私たちが毎日安心して水道を使えるのは、水道施設の適切な維持管理があってこそです。水道加入金は、将来にわたって安定的に水道を利用するための、大切な費用なのです。

水道加入金の金額はいくら？

水道加入金の金額は、水道メーターの口径と自治体によって異なります。例えば、一般的な家庭用の口径である13mmや20mmでは数万円から数十万円、事業用の大きな口径の場合はさらに高額になることもあります。また、同じ口径でも自治体によって金額が異なるため、事前に確認が必要です。

水道加入金の確認方法

各自治体の水道局のホームページには、水道加入金の金額が掲載されていることが多いです。また、水道局の窓口に直接問い合わせて確認することもできます。「〇〇市 水道加入金」などとインターネットで検索するのも良いでしょう。

※新設の場合は、工事業者が代理で申請してくれますが、口径変更などは自ら申請が必要な場合もありますので、各自治体の水道局に確認をしましょう。

支払い時期は工事前！

水道加入金は、新設工事の申請時（工事前）に支払う必要があります。加入金を支払わなければ、工事の許可が下りず、水道を使用することができませんので注意してください。

加入金以外にもかかる！各種手数料を解説

水道の新設工事では、加入金以外にも、自治体によって定められた様々な手数料が必要になります。ここでは、代表的な2つの手数料について解説します。

1. 設計審査手数料（図面のチェックにかかる費用）

水道の新設工事を行う際には、まず指定給水装置工事事業者が、工事の設計図面などの必要書類を作成し、自治体の水道局に申請を行います。水道局は、提出された図面が水道法などの基準に適合しているか、安全な給水装置が設置されるかなどを審査します。この設計図面の審査にかかる費用が「設計審査手数料」です。自治体によっては、「設計審査手数料」と呼ばず、「申請手数料」、「審査手数料」などと呼ばれる場合もあります。

2. 工事検査手数料（工事完了後の検査にかかる費用）

工事が完了した後、水道局の職員は、申請された設計図面通りに正しく工事が行われているかを確認するために現地検査を行います。この工事完了後の検査にかかる費用が「工事検査手数料」です。自治体によっては、「工事検査手数料」と呼ばず、「竣工検査手数料」、「完了検査手数料」などと呼ばれる場合もあります。

手数料の金額は？

設計審査手数料と工事検査手数料の金額は、自治体によって異なります。それぞれ数千円程度が一般的ですが、詳細は各自治体の水道局のホームページで確認するか、窓口に問い合わせてみましょう。また、指定給水装置工事事業者へ依頼する際に、工事費と併せて手数料の見積もりを出してもらうと良いでしょう。

まとめ：水道新設工事は、工事費以外にも費用がかかることを忘れずに！

水道の新設工事には、工事費以外にも「水道加入金」や「設計審査手数料」、「工事検査手数料」などの費用がかかります。これらの費用は、自治体や水道メーターの口径によって異なりますので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。各自治体の水道局のホームページで確認したり、指定給水装置工事事業者に見積もりを依頼したりして、必要な費用を把握しておきましょう。この記事を参考に、水道新設工事の費用について理解を深め、安心して工事の準備を進めてください。