【名古屋】水道工事費用相場|種類別単価と見積もりポイント
水道工事を依頼したいけれど、費用がどれくらいかかるのか不安…という方は多いのではないでしょうか?水道工事の費用は、工事内容や状況によって大きく変わるため、一般の方にはわかりにくいものです。この記事では、水道工事の種類別に費用相場や単価を解説し、適正価格で工事を依頼するための見積もりのポイントや、業者選びのコツをご紹介します。この記事を読めば、水道工事の費用に関する疑問が解消され、安心して工事を依頼できるようになるでしょう。
水道工事の種類と費用相場
水道工事には、大きく分けて「新設工事」「改造工事」「撤去工事」「修理」の4種類があります。それぞれ工事内容が異なるため、費用相場も変わってきます。まずは、それぞれの工事内容と一般的な費用相場を見ていきましょう。
1. 新設工事(新たに水道を引く工事)
新設工事とは、新築の家を建てたときなどに、新たに水道を引くための工事です。道路の下を通る水道管(配水本管)から、敷地内に水道管を引き込み、水道メーターを設置する工事が含まれます。
費用相場:約30万円~60万円
※費用は、配水本管から敷地までの距離、水道メーターの口径、地域などによって大きく異なります。また、各市町村への「水道加入負担金(水道分担金、給水分担金など自治体によって名称が異なります)」が別途必要になります。自治体によって金額が異なりますが、約5万円~40万円と幅があります。
※注意:新設工事は、各自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」でなければ工事ができません。必ず指定業者に依頼しましょう。
2. 改造工事(既存の水道設備を変更する工事)
改造工事とは、既にある水道設備で、給水管の種類や太さを変更したり、蛇口の位置を変更・増設したりする工事のことです。例えば、古くなった給水管を新しいものに交換したり、キッチンの場所を変えたり、庭に新たに水栓を設置したりする場合などが該当します。
費用相場:約5万円~50万円以上
※工事内容や使用する材料、工事の規模によって費用は大きく変わります。例えば、蛇口を1つ追加するだけであれば数万円程度で済む場合もありますが、給水管を全て交換するような大規模な工事になると、数十万円以上の費用がかかることもあります。
※給水管の口径変更をする場合は、「水道加入負担金」の差額が発生する可能性がありますので、事前に自治体の水道局などに確認をしましょう。
3. 撤去工事(不要になった水道設備を撤去する工事)
撤去工事とは、家や建物の取り壊しなどに伴って、不要になった水道設備を撤去する工事です。水道メーターを撤去し、給水管を閉栓する工事が含まれます。
費用相場:約3万円~10万円
※撤去する水道設備の規模や、配管の状況などによって費用は異なります。
4. 修理(水道設備のトラブルを直す工事)
修理とは、水漏れや蛇口の故障、排水管の詰まりなど、水道設備のトラブルを修理する工事です。
費用相場:約8,000円~数万円
※修理内容や交換する部品によって費用は大きく変わります。例えば、パッキンの交換だけであれば数千円程度で済む場合もありますが、排水管の高圧洗浄などが必要な場合は数万円かかることもあります。
※修理の際、基本料金、出張料金が別途発生する可能性があります。
水道工事の費用相場を把握するポイントは「相見積もり」
水道工事の費用は、工事内容だけでなく、業者によっても異なります。適正価格で工事を依頼するためには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が有効です。相見積もりを取ることで、工事内容ごとの費用相場を把握でき、高額な請求などのトラブルを避けることができます。相見積もりは、地元の水道修理業者やリフォーム業者などのウェブサイトから申し込む方法や、「くらしのマーケット」などの業者紹介サイトを利用する方法などがあります。
相見積もりを取る際の注意点
- 3~4社から見積もりを取る
- 同じ条件で見積もりを依頼する(工事内容、使用する材料などを統一する)
- 見積もりの内容を詳しく確認する(工事内容、費用、工期など)
- 安すぎる見積もりには注意する(後から追加費用を請求される可能性がある)
相見積もりを取る際には、価格だけでなく、業者の対応や実績なども比較検討することが大切です。また、見積もり内容に不明な点がある場合は、遠慮なく業者に質問しましょう。
水道工事の見積もりはどこに依頼する?
水道工事の見積もりは、各自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」に依頼しましょう。指定給水装置工事事業者とは、水道法に基づき、水道事業者から給水区域内において給水装置工事を適正に施工することができると認められ、指定を受けた給水装置工事事業者のことです。水道局や水道工事組合ではありませんので、注意しましょう。
指定給水装置工事事業者の一覧は、各自治体のウェブサイトなどで確認できます。また、地元の水道修理業者やリフォーム業者などでも、指定給水装置工事事業者の資格を持っている場合がありますので、ホームページなどを確認してみましょう。
※注意:無資格の業者に工事を依頼すると、水道法違反になるだけでなく、水漏れなどのトラブルの原因になる可能性があります。必ず指定給水装置工事事業者に依頼しましょう。
優良な水道工事業者を選ぶ4つのポイント
水道工事は、信頼できる業者に依頼することが重要です。ここでは、優良な業者を選ぶための4つのポイントをご紹介します。
1. 指定給水装置工事事業者であるか確認する
先述の通り、水道工事は、各自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」でなければ行うことができません。必ず、指定業者であることを確認しましょう。
2. 見積もりが丁寧で明確か
見積もりの内容が詳細に記載されているか、不明な点がないかを確認しましょう。また、質問に対して丁寧に答えてくれるかどうかも、重要な判断基準です。
3. アフターフォローが充実しているか
工事後の保証や定期点検など、アフターフォローの内容を確認しましょう。万が一、トラブルが発生した場合でも、迅速に対応してくれる業者であれば安心です。
4. 口コミや評判を参考にする
インターネットの口コミサイトや、近隣の方の評判などを参考に、業者の対応や施工品質を確認しましょう。ただし、口コミはあくまでも参考程度にとどめ、最終的には自分の目で見て判断することが大切です。
まとめ
水道工事の費用は、工事の種類や内容、業者によって大きく異なります。適正価格で工事を依頼するためには、複数の業者から見積もりを取り、費用相場を把握することが重要です。また、安さだけで選ぶのではなく、業者の信頼性やアフターフォローなども考慮して、慎重に業者を選ぶようにしましょう。この記事を参考にして、安心して水道工事を依頼していただければ幸いです。
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