【名古屋】水道工事で断水!その前に知っておきたい事前準備とトイレ対策

水道工事で断水になると、日常生活に大きな影響が出ますよね。特に、トイレが使えなくなるのは大きな問題です。しかし、事前にしっかりと準備しておけば、断水中も慌てずに対処できます。この記事では、水道工事による断水前に知っておきたい準備や、断水時のトイレの使い方、水の確保方法などについて、詳しく解説します。この記事を読めば、断水への備えが万全になり、安心して水道工事を迎えられるでしょう。

断水前にやっておくべき準備:生活用水を確保しよう

水道工事で断水になる場合、事前に通知があります。一戸建ての場合は、指定給水装置工事事業者から直接説明があったり、お知らせの文書が投函されていたりすることが多いです。マンションなどの集合住宅の場合は、管理会社や管理組合から、掲示板や回覧板、各戸への文書配布などでお知らせされることが一般的です。断水日時を確認し、必要な量の水を確保しておきましょう。

飲み水・生活用水の確保

  • 飲料水:1人1日3リットルを目安に、ペットボトルや給水用ポリタンクに用意しましょう。20リットル入るポリタンクなら、持ち運びの負担も少なく、数日分の水を確保できます。
  • 生活用水:お風呂の残り湯をそのままにしておいたり、バケツや洗面器などに水をためておくと、トイレやちょっとした洗い物に便利です。

水をためるのに適した容器

  • ポリタンク: 飲料水用には、食品衛生法に適合した水専用のものを使用しましょう。10リットルや20リットルなど、様々なサイズがあります。ホームセンターやネット通販で購入可能です。持ち運びや保管に便利で、清潔に水を保管できます。清潔な給水用ポリタンクは、普段は防災用として備蓄しておき、断水時に使うようにすると良いでしょう。
  • やかんに汲み置き:飲み水にも使えて便利です。普段使用しているやかんや鍋に水を貯めておき、飲料水として利用することもできます。
  • 浴槽: 大量の水をためておけるので、トイレ用などに便利です。一般的な浴槽(約200リットル)なら、トイレを約25~33回流すことができます。ただし、小さなお子様やペットがいる家庭では、転落事故に注意が必要です。
  • バケツ、洗面器: トイレや手洗い用などに、使いやすい大きさのものを用意しましょう。
  • ペットボトル: 飲み水を入れておくのに便利です。清潔な2リットルのペットボトルに飲み水を入れて、備蓄しておきましょう。

※水をためる容器は、あらかじめきれいに洗浄し、清潔な水を入れるようにしましょう。

※長期間の断水の場合には、給水車が来たり、給水所が設けられたりすることもあります。断水に関するお知らせや、自治体、水道局のウェブサイトをよく確認しましょう。

断水時のトイレ対策:知っておきたい正しい流し方

断水時に最も困るのがトイレです。しかし、適切な方法を知っていれば、断水中でもトイレを使うことができます。ここでは、断水時のトイレ対策について詳しく解説します。

トイレの使用方法と必要な水の量

断水時でも、バケツなどで水を便器に直接流し込めば、トイレを使用することができます。ただし、トイレの種類によって、1回に流すために必要な水の量が異なります。

  • 大便器の場合: 約6~8リットルの水が必要です。
  • 小便器の場合: 約4リットルの水が必要です。

トイレを流す際には、バケツリレーのように複数回に分けて流すより、6~8Lの水を一度に流し込む方が効果的です。

トイレの流し方の手順(大便器の場合)

  1. 便器の水たまりの汚物が浸る程度まで、あらかじめ2~3Lの水を入れます。
  2. 用を足した後、バケツ1杯(6~8リットル)の水を、水たまりに向かって一気に流し入れます。
  3. 排水口の奥に汚物やトイレットペーパーが残っていると詰まりの原因になりますので、バケツの水を追加して流すようにしましょう。

※洗浄水量が少ないと、排水管の途中で汚物が停滞したり、詰まったりするおそれがありますので、確実に流しましょう。

タンクに直接水を入れないで!

断水時、トイレのタンクに直接水を注いで流そうとするのはやめましょう。タンク内の部品が破損したり、故障や詰まりの原因になったりする可能性があります。トイレメーカーのTOTOも、直接便器に水を流すことを推奨しています。また、トイレを使用する際には、詰まりを予防するために、トイレットペーパー以外のものを流さないようにしましょう。

断水時間の確認と近隣トイレの利用

断水前に、断水が何時から何時までなのかを確認しておきましょう。短時間の断水であれば、トイレの使用を控えることも一つの方法です。また、長時間にわたる断水の場合は、近隣の公園や学校、公民館などの公衆トイレや、スーパー、コンビニなどの商業施設のトイレを利用することも検討しましょう。事前に、利用可能なトイレの場所を確認しておくと安心です。

その他、断水時に注意すること

  • 給湯器: 断水時は、給湯器の電源を切り、給湯栓を閉めましょう。電源を入れたままにすると、空焚き状態になり、故障の原因となります。
  • 蛇口: 断水中に蛇口を開けっ放しにすると、水道が復旧した際に水が勢いよく出て、周囲が水浸しになる可能性があります。必ず蛇口が閉まっていることを確認しましょう。
  • 洗濯機: 洗濯機の給水ホースを外しておきましょう。断水中に洗濯機を使用すると、故障の原因となります。
  • 貯水槽(受水槽): マンションなどの集合住宅では、貯水槽に水をためて各戸に給水している場合があります。断水前に貯水槽の残量を確認し、節水を心がけましょう。
  • エコキュート: 貯湯タンクのお湯(水)は、非常用の生活用水として使用することが可能です。ただし、飲用はできません。また、断水時は、風呂の追い炊き機能は使用できません。

まとめ:事前の準備で、断水時も落ち着いて対応しよう

水道工事による断水は、生活に大きな影響を与えます。しかし、事前にしっかりと準備をしておけば、断水中も慌てずに対処できます。飲料水や生活用水を確保し、断水時のトイレの使い方を理解しておくことが重要です。また、断水時間や近隣のトイレの場所を確認しておくことも忘れないようにしましょう。この記事を参考に、断水への備えを万全にし、安心して水道工事を迎えましょう。

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