【名古屋】水道工事で悪徳業者に騙されないための７つの対策！信頼できる業者の選び方

「水道工事で高額請求された」「頼んだ工事と違うことをされた」など、水道工事に関するトラブルは後を絶ちません。特に、突然の水漏れなどの緊急時には、冷静な判断ができず、悪徳業者の被害に遭ってしまうケースも少なくありません。この記事では、悪徳業者の特徴や手口を解説し、騙されないための具体的な対策を紹介します。また、信頼できる業者選びのポイントも詳しく解説しますので、この記事を読めば、悪徳業者を見抜き、安心して水道工事を依頼することができるでしょう。

こんな業者は危ない！悪徳業者の特徴と手口

悪徳業者は、巧妙な手口で私たちに近づいてきます。ここでは、悪徳業者に見られる典型的な特徴と、よくある手口を紹介します。

特徴1：極端な低価格で誘う

「基本料金無料！」「他社の半額！」など、極端に安い価格をチラシやインターネット広告でアピールし、依頼者を誘い込む手口です。しかし、実際には「出張費」「特別作業費」など、様々な名目で追加費用を請求され、最終的には高額な費用を支払うことになるケースがほとんどです。また、「特別価格は今日まで」などと契約を急がせ、冷静な判断をさせないようにするのも特徴です。

特徴2：会社情報が不明瞭

悪徳業者は、会社の実態を隠そうとします。ウェブサイトやチラシに、会社名、所在地、固定電話番号などの情報が明記されていない場合は、注意が必要です。また、記載されている住所が架空のものであったり、連絡先が携帯電話番号のみであったりする場合も、警戒する必要があります。特に、連絡先が携帯電話番号しかない場合は、悪徳業者である可能性が高いので、依頼するのはやめましょう。

特徴3：見積もりを提示しない、または内容が曖昧

正式な見積もりを提示せず、「やってみないとわからない」「部品を交換してみないと金額が出ない」などと言って、作業後に高額な費用を請求するのも悪徳業者の常套手段です。また、見積書を作成したとしても、作業内容や費用が曖昧で、詳細がわからないような場合は、注意が必要です。「工事一式〇〇円」などのように、大雑把な見積もりは要注意です。

特徴4：強引に契約を迫る、勝手に作業を始める

「今すぐ契約しないと大変なことになる」「この部品を交換しないと水漏れが止まらない」などと不安を煽り、強引に契約を迫ったり、依頼していないのに勝手に作業を始めたりする業者もいます。特に、高齢者や一人暮らしの女性などがターゲットにされやすい傾向があります。また、「見積もり無料」と広告を出していても、見積もりのみだとキャンセル料や出張費を請求してくるケースもありますので、注意が必要です。

特徴5：水道局などの公的機関を装う

「水道局の者です」「水道局から依頼されて来ました」などと、水道局や自治体の職員、または関連業者を装って訪問し、点検や修理を口実に、高額な浄水器を販売したり、不要な工事を契約させたりする手口もあります。水道局の制服に似せた服装をしていたり、偽造した身分証明書を提示したりすることもあります。「無料で点検します」などと強引に家に入り込もうとします。

悪徳業者に騙されないための7つの対策

悪徳業者の被害に遭わないためには、事前の対策が重要です。ここでは、7つの具体的な対策を紹介します。

対策1：極端な低価格には警戒する

「安すぎる」話には、必ず裏があります。「基本料金無料」などの広告に惑わされず、必ず作業内容と料金の総額を確認しましょう。また、相場を知るために、複数の業者から見積もりを取ることも重要です。

対策2：会社情報をしっかり確認する

依頼する前に、必ず業者の会社情報を確認しましょう。会社名、所在地、電話番号などが、ウェブサイトやチラシに明記されているかを確認し、記載されている住所が実在するかを地図サイトなどで確認することも有効です。また、電話番号をインターネットで検索し、口コミや評判をチェックするのも良いでしょう。

対策3：必ず事前に見積もりを取り、内容を確認する

作業を依頼する前に、必ず見積もりを提示してもらい、作業内容と費用を明確に確認しましょう。見積書には、作業内容、使用する材料、費用などが詳細に記載されている必要があります。不明な点があれば、納得できるまで説明を求めましょう。「追加費用が発生する可能性はあるか」も忘れずに確認しておきましょう。

見積書の内容に納得できない場合は、その業者に依頼するのはやめましょう。

対策4：その場ですぐに契約しない

「今すぐ契約すれば安くなる」などと契約を急かされても、その場ですぐに契約してはいけません。一旦冷静になり、家族や知人に相談したり、他の業者と比較検討したりして、慎重に判断しましょう。契約を急がせる業者は、悪徳業者の可能性が高いです。

対策5：指定給水装置工事事業者であることを確認する

水道工事は、各自治体が指定する「指定給水装置工事事業者」に依頼しましょう。指定給水装置工事事業者とは、水道法に基づき、各自治体の水道事業者から、給水区域内において給水装置工事を適正に施工することができると認められ、指定を受けた工事業者のことです。指定業者の一覧は、各自治体の水道局のウェブサイトなどで確認できます。

対策6：クーリング・オフ制度について知っておく

訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合、特定商取引法に基づき、一定期間内であれば無条件で契約を解除できる「クーリング・オフ制度」を利用できる場合があります。契約書面を受け取った日を含めて8日以内（マルチ商法は20日以内）に書面または電磁的記録（電子メールなど）で通知する必要があります。判断に迷ったり、不安を感じたりしたら、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

• 全国の消費生活センター：https://www.kokusen.go.jp/map/
• 消費者ホットライン：188（いやや！）

対策7：日頃から情報収集を心がける

悪徳業者の手口は年々巧妙化しています。被害に遭わないためには、日頃から情報収集を心がけ、悪徳業者の手口を知っておくことが重要です。国民生活センターや消費生活センター、自治体のウェブサイトなどでは、悪徳業者に関する注意喚起情報が掲載されています。これらの情報を定期的にチェックし、最新の手口を知っておきましょう。

まとめ：冷静な判断と信頼できる業者選びで、悪徳業者をシャットアウト！

水道工事は、生活に欠かせない重要な工事です。しかし、悪徳業者による被害も後を絶ちません。悪徳業者の被害に遭わないためには、彼らの特徴や手口を知り、適切な対策を講じることが重要です。極端な低価格に惑わされず、会社情報をしっかり確認し、必ず事前に見積もりを取り、内容を十分に確認しましょう。そして、信頼できる「指定給水装置工事事業者」を選ぶことが、トラブルを未然に防ぐための最善の対策です。この記事で紹介した内容を参考に、悪徳業者をシャットアウトし、安心して水道工事を依頼しましょう。