水道工事で詐欺に遭わないためには?

水道工事は詐欺などの被害に巻き込まれやすいと言われています。
詐欺に遭わないためには、どうすればよいのか、事例を挙げながら解説します。

水道工事の詐欺の事例

水道工事の詐欺で実際の事例としては以下のようなものがあります

① 水道局から依頼されたという男が、水が漏れているので直すといって、数時間作業して、工事代金として約40万円を支払ってしまった。

② 水道局から来たという男が訪れ、「水質が悪い」といって浄水器を設置、その代金を請求されて支払った。

③ 水道局職員という男2人が自宅を訪ね、「漏水しているが、今すぐ依頼してくれれば半額で直す」などといい、修理費用として約50万円を支払ってしまった。

④ 「水道メーターの修理に行く」と水道局を名乗る男から電話があったが不審に思ったため確認すると、嘘であることが判明した。

このように、水道工事の詐欺や未遂事件というのは頻発しています。
水道局のホームページでも実際の事例などは多く掲載されていますので、見ておくと同じような被害を防ぐことができるでしょう。
さらに、料金の請求だけでなく、盗難などの被害も発生しているので、自宅にあげないようにすることが大切です。

自宅を水道局の職員が突然訪れる、浄水器の販売を行うことはありません。
怪しいと思ったら、すぐに水道局に確認をしましょう。
身分を偽ったものが、自宅を訪ねてきた場合には、警察への通報も考えておきましょう。

不審な場合にはどうすればよいか?

事例などを見てみると、水道局の職員などを名乗りやってくるというパターンが多いようです。
まず、自宅にあげないことが大切。
それから、身分証の提示を求めます。
詐欺であれば、身分証を持っていない、偽造された物を見せることがほとんどです。
「身分証を忘れてきてしまった」、「今は見せられない!」など身分証の提示ができない場合には、詐欺と判断してよいでしょう。
また、身分証を提示した場合でも、それが偽造されたものである可能性があります。
水道局に訪問する予定があるのか?実在する職員であるかを照会しましょう。

敷地内から出て行かない、強引に購入を迫る、工事費用を請求するなどの悪質な場合には、警察に通報するのがベストです。

すでに、契約してしまった、購入してしまったという場合についてですが、クーリングオフ制度が適用される場合もあるので、相談窓口に相談してみることをオススメします。

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