水道工事にかかる工事費用の単価や相場とは?

水道工事の単価や費用相場というのは、一般の人にはわかりにくいものです。
水道工事の単価や費用相場について解説します。

水道工事の種類によって単価や相場は異なる

水道工事にかかる工事費用は高くなりがちですし、一般の人には単価や費用相場がとてもわかりにくいものです。
まず、水道工事にはいくつかの種類があるということを知っておく必要があります。
水道工事の種類によってかかる費用が異なるので、単価や費用相場も異なるのです。

主に水道工事には、4つのものがあります。

・新設工事
・改造
・撤去
・修理

「新設工事」とは、新築の家を建てた際などに、新しく水道をひくために行う工事のことです。

「改造」とは、すでにある水道設備で、給水管の種類、太さを変更する、あるいは蛇口の位置を変更する、増やすなどといった工事のことをいいます。

「撤去」とは、家や建物の取り壊しなどによって、今ある水道設備を撤去する際に行う工事のことです。
「修理」とは、すでにある水道設備にトラブルが起きていて、それを修理するために行う工事のこと。

このように、水道工事といっても色々な工事があり、それぞれにかかる費用も異なります。
工事の単価、相場も工事の種類によって変わるということを知っておきましょう。

状況によって異なりますが、水道工事のなかでは新設工事の費用が高額になりやすいと言えます。

水道工事の単価や相場を把握するためには、どうすればよいのか?

水道工事はどうしてもトラブルが多いと言われており、できるだけトラブルを避けたいものです。
トラブルで最も多いのは、単価や相場が通常よりも高いというもの。
高額な費用を請求される、費用面で騙されることのないようにしたいものですよね。

ただ、一般の人が水道工事の単価や相場を把握するというのは難しいものです。
現場の状況によっても費用は異なりますので、一概に単価や相場を正確に把握するのは大変。

一般の人でも単価や相場を把握するために、オススメなのが、「複数の業者から見積りをもらう」という方法です。
相見積りとも呼ばれますが、複数の業者から見積りをもらうことで、単価や相場が適正であるかどうかをおおよそ判断することができます。

1社だけだとその工事費用が適正な価格であるのかどうかを判断することができないためです。
見積りを3~4社くらいからもらえば、工事費用を比較することができます。

それぞれの業者の見積りを比較することで、ある程度の単価や相場というものが見えてくるはずです。
費用が高いのか、安いのか、適正なのかがわかります。
ただ、一番安いところを推奨しているわけではないということです。
価格が異常に安い場合などは、後で追加費用を請求するのではないか?手抜きするのではないか?などの不安が残ります。
どうして、そんなに安いのか?についてきちんと業者に説明を求めるのがよいでしょう。
十分に納得できる説明であればよいでしょうが、不明な点がある、怪しいなどの場合には、契約は避けるべきです。

水道工事の見積りは水道局に依頼するの?どこに依頼するの?

水道工事を初めて依頼するという場合、どこに見積りを依頼すればよいのかわからないという人も多いでしょう。
なかには、水道工事だから、水道局に依頼すればよいのではないか?と考えている人もいるようです。
まず、水道工事の見積りは、水道局では行っていません。

では、水道工事の見積りはどこに依頼するのか?ということですが、これは各自治体が指定する指定業者に依頼するのが一般的です。
正確な名称で言えば、指定給水装置工事事業者というものですが、各自治体が適正な工事を行うことができると認められている業者のこと。

この指定給水装置工事事業者に見積りを依頼するのがよいでしょう。

業者を選ぶ際のポイントとは?

水道工事で最も多くの人が気になるもの、それは「工事費用」です。
できるだけ、安く工事をしたいと考えている人が圧倒的に多いと思いますが、水道工事を依頼する業者を選ぶ際には、価格だけで選ぶのは良い方法とは言えません。

水道工事では、費用のトラブル、事前の説明と違うというトラブルなど色々なトラブルが起こりやすいものです。
安易に業者を決めてしまうのではなく、ある程度の時間をかけて慎重に選ぶことが大切。

工事内容の確認、工事費用の確認、重要事項についての説明などはもちろんですが、気になることについては、しっかりと契約前に確認をしておきましょう。
事前に確認をせずに契約をしてしまうと、トラブルになりかねませんので、忘れずに確認することをオススメします。

それから、多くの人はあまり重要視していないようですが、工事後もしっかりとフォローしてくれるのかが重要です。
水道工事は、終わればそれでよいというものではなく、定期的なメンテナンスも必要ですし、水漏れなどのトラブルが起きた際には、すぐに来てもらわなければなりません。
工事後もしっかりとフォローをしてくれる業者であるかどうかも確認してから正式な契約をするのがよいでしょう。

これから、水道工事を検討しているという人は、ぜひ参考にしてみてください。
トラブルを回避するためにも参考になるでしょう。

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