水道工事で悪徳業者に騙されないためにはどうすればよいか?
水道工事に関するトラブルは非常に良く聞きます。
テレビや新聞、雑誌などでも一度は目にしたことがあるという人も多いと思います。
騙されないために、何ができるのかについて解説します。
悪徳業者の特徴とは?
悪徳業者であるかどうかを見極めるためには、悪徳業者の主な特徴について理解しておくことが大切です。
特徴として挙げられるのは、以下のようなものです。
- 極端な低価格を前面に出している
- 業者の所在地、名称、連絡先などが記載されていない
- 見積書を作成しない、もしくは有料で作成する
- 依頼していないのに勝手に工事を行う
- 高額な費用を請求する
などの特徴があります。
まず、大きな特徴とも言えるのが、極端な低価格を前面に出しているというものです。
安いということは悪いことではありませんが、他の業者よりも極端に安いというのは怪しいと見た方がよいでしょう。
表示されている費用以外の費用を請求する、あるいは工事の際に、「特殊な機械や薬剤を使用した」などといって、表示されている費用以外に高額な費用を請求してくるというのはよくあるパターンです。
安いからと安心させて、追加費用、出張費などという形で騙そうとするのは、よくある手口。
ほとんどの人は、インターネットで業者を検索すると思いますが、業者の所在地や名称、連絡先などもしっかりとチェックしなければなりません。
悪徳業者の場合には、それらが記載されていない、あるいは嘘の情報が記載されているということがよくあります。
住所を調べてみると、実際には存在しない場所である、あるいはバーチャルオフィスなどというケースがあります。
必要な情報が記載されていないような業者は、絶対に利用しないようにしましょう。
形跡を残さないようにするために、このようなことをしていると考えられるからです。
悪徳業者の場合には、見積書を作成しない、概算の見積りしか出さない、見積書を有料にするなどのケースがほとんどです。
そして、後で高額な請求を行うのがパターンとして多くなっています。
悪徳業者にひっかからないようにするためにはどうする?
悪徳業者の特徴を知り、見抜くというのがまずは大きなポイントになります。
それから、各自治体が指定している工事事業者であるかも重要です。
各自治体では指定業者が存在しています。
指定業者は、一定の基準を持ち、適正に水道工事を行うことができると認められている業者です。
もちろん、指定業者のすべてを無条件に信頼してよいということではありませんが、信頼度は高いと言えるでしょう。
水道工事を依頼する場合には、指定業者であるかどうかを確認し、指定業者に依頼するのがオススメです。
他に重要となるのは、業者について調べるということです。
前にも紹介しましたが、業者の情報をチェックするのはとても重要となります。
業者の所在地、連絡先、名称など正しい情報などが記載されているかはチェックしておかなければなりません。
万が一トラブルが起こった場合に対応してもらうことができないからです。
悪徳業者の場合には、依頼者からの連絡をかわせるように、連絡先や所在地などを記載しない、あるいは虚偽の情報を載せるので、チェックは欠かせません。
一定の期間ごとに、名称や所在地を変更して行っている悪徳業者もありますので、注意しましょう。
とくに住所などは調べれば、本当かどうか、実際にそこにあるのかはすぐにわかります。
また、業者の名称で検索して、クレームなどが載っていないかも確認しておきましょう。
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