蛇口から赤い水がでる!水道工事が必要?

蛇口から赤い水がでる!水道工事が必要?
水道の蛇口から赤い水がでるという場合、とても驚いてしまうことでしょう。
蛇口から赤い水がでる場合には水道工事が必要なのかについて解説します。

蛇口から赤い水がでる原因とは?

水道の蛇口をひねったら、「赤い水がでた!」ということがあります。
蛇口から赤い水がでる原因は以下のようなものです。

  • 給水管の老朽化
  • 断水、水道工事が行われた
  • 受水槽の劣化

などが主な原因として考えられます。
赤い水の正体についてですが、これはサビです。
サビが水に混入して濁るため、赤い水になってしまいます。

最も大きな原因が、給水管の老朽化です。
給水管は永久に使用できるものではなく、徐々に劣化していきます。
給水管が古くなってくると、内部にサビがでて、それが水に混入するので、赤い水がでやすくなるのです。
築年数の古い建物、しばらく水を使用していなかったなどの場合にはよく起こります。

自然災害などで断水をした場合、水道工事などが行われた場合なども赤い水がでることがあります。
断水後は、一気に配管内に水圧が戻るため、その勢いによって、様々なものが混入して赤い水がでることがあります。
断水や工事の影響が原因という場合には、一時的なもので、しばらく水を流しておけば自然に元に戻るということが多いです。

マンションの場合に多いのが、受水槽の劣化が原因というケース。
マンションの場合には、受水槽に一旦水をためて、その水を各家庭に配るという仕組みのところが多くなっています。
受水槽が劣化して、受水槽の内部にサビが発生していると、それが給水管を通り、蛇口から赤い水となってでてくることがあるのです。

赤い水がでる場合には、水道工事が必要?

蛇口から赤い水がでるという場合には、水道工事が必要なのか?と心配になるでしょう。
原因によって、水道工事が必要な場合とそうでない場合があります。

水道工事が必要ない場合についてですが、一時的な断水や水道工事によるものです。
赤い水がでても、しばらく水を流しておけば解消されることが多いので、この場合には水道工事をする必要はありません。

水道工事が必要となるのは、給水管が劣化していることが原因という場合です。
この場合には、給水管の交換や給水管の洗浄が必要となります。
赤い水がでるということは、かなり劣化している可能性が高いので、漏水トラブルなどを防ぐためにも早めに点検、洗浄、交換を依頼するのがよいでしょう。
給水管の洗浄によって、状況が改善される場合もありますが、劣化が進み過ぎていると、船上では対応できず、交換が必要になることもあります。

マンションの場合で、受水槽が原因の場合には、管理会社などに連絡をして、受水槽内の点検、洗浄、修理、交換などを行ってもらうようにしましょう。

赤い水の原因、調査、修理については時間がかかるということもあります。
その間、赤い水を使い続けるのは、衛生面でも精神面でも辛いものです。

一時的にしのぐ方法としては、「浄水器を設置する」というものがあります。
浄水器であれば、サビなども取り除いてくれるので、調査や修理が完了するまでの間には役立つでしょう。
ただし、浄水器をつけたからといって、根本的な原因が解決されたわけではありません。
原因を特定して、必要な修理、洗浄、交換などを行うようにしましょう。

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