水漏れの際は水道工事を依頼する前に何をするべきか？

水漏れなどの水回りのトラブルが発生した場合には、修理を依頼しますが、その前に何をすればよいのかについて解説します。

水回りのトラブルが発生したら？

トイレから水漏れしているなど、水回りのトラブルが起きた場合には、水道工事の修理を依頼する前にやっておくべきことがあります。
それは、「止水栓で水を止める」ことです。

水漏れの際には、パニックになりやすいですが、そのようなトラブルに備えて止水栓が設けられています。
トイレの場合には、止水栓は床や壁の仕上げ面付近にあります。
止水栓を閉める際には、マイナスのドライバーなどで閉めることができますので、覚えておきましょう。
止水栓の場所がわからない、閉まらないという場合でも慌てる必要はありません。
その場合には、戸建てであれば水道メーター内に設置されている元栓を時計回りに回すことで水を止めることができます。
マンションなどの場合には、玄関ドアを開けてすぐのパイプシャフトのなかに、元栓があります。
この元栓で家のなかの水をストップすることが可能です。

水回りのトラブルが発生した場合には、止水栓、あるいは元栓で水を止めることを優先的に行います。

トラブルが起きてから慌てて、止水栓や元栓を探そうとするとパニックになって見つからないということも十分考えられます。
普段から、万が一に備えて、どこにあるのかを確認しておくようにするとパニックにならずにすみますよ。

水を止めた後の対応について

水回りのトラブルが発生した場合には、水を止めただけでは解決しません。
そのままでは、トイレはもちろん水を使用することができなくなってしまいます。
水道工事の修理を依頼するのですが、戸建てかマンションか、賃貸か分譲かによって対応が異なります。

まず、戸建ての場合には、自分でインターネットなどを使って修理をしてくれる業者を見つけて自分で依頼しましょう。

賃貸マンションやアパートの場合には、管理会社にまずは連絡をします。
賃貸マンションやアパートの場合には、大家さんや管理会社が水道のトラブルに備えて、水道業者と契約している、あるいは自社で修理を行っているという場合があります。
管理会社に相談して指示を仰ぎましょう。

分譲マンションの場合には、管理会社に連絡して確認し、管理会社で提携する水道業者がいれば、そこに修理を依頼してもらいましょう。
提携する業者がいない場合などには、自分で修理業者を見つけることになります。
管理会社と提携している業者の場合には、対応が早いということも多いです。

インターネットで修理業者を探す際には、様々な点に注意しましょう。

• 業者によって対応できるエリアが異なる
• 業者によって費用が異なる
• 悪徳業者も含まれている
• 技術レベルに大きな差がある

などが主な注意点として挙げられます。
安さだけで、信用してしまうと、後悔することにもなりかねません。
実際に、高額請求などのトラブルも起こっていますので、業者を選ぶ際には、評判なども確認しながら慎重に選ぶようにすることをオススメします。

大切なポイントとしては、できるだけ指定業者に依頼をするということです。
指定業者であれば、悪質な業者である可能性は限りなく低いのでより安心して工事を依頼することができますよ。